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  1. 八戸市議会 2022-12-16
    令和 4年12月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会-12月16日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年12月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会-12月16日-01号令和 4年12月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会   港湾・都市基盤整備推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和4年12月16日(金)午前10時00分~午前10時25分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 八戸市津波避難計画の改定について   2 三沢―羽田線4便化について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  久 保 百 恵 君  副委員長 高 橋 正 人 君  委 員  田名部 裕 美 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   小屋敷   孝 君   〃   森 園 秀 一 君   〃   寺 地 則 行 君
      〃   立 花 敬 之 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  市民防災部長          磯 嶋 美 徳 君  都市整備部長          佐々木 勝 弘 君  市民防災部次長市民課長    大 坪 和 広 君  都市整備部次長都市政策課長  豊 川 雅 也 君  都市整備部次長市街地整備課長 石 橋 敏 行 君  防災危機管理課長        下 村 晃 一 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 槻ノ木沢 昌 敏  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○久保〔百〕 委員長 皆様、おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾・都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸市津波避難計画の改定について ○久保〔百〕 委員長 それでは、八戸市津波避難計画の改定について報告願います。 ◎下村 防災危機管理課長 それでは、八戸市津波避難計画の改定について、既にマスコミ報道もされており、また委員の皆様には、改定の概要につきまして配信させていただいておりますが、タブレットの資料により御説明を申し上げます。  まず、1の計画改定の趣旨・経緯についてですが、本計画は、津波から市民の生命・身体の安全を確保することを目的とし、住民が迅速かつ円滑に避難するための避難対象地域避難場所、避難路などを定めたものでございますが、令和3年5月に青森県が最大クラス津波浸水想定の見直しを行ったことから、本計画を改定するものでございます。  なお今回、津波浸水想定区域が大幅に拡大したことにより、津波避難ビルタワー等を増やす必要性がございましたが、これら避難施設の整備を待っていては計画の改定に時間を要することから、いつ起こるか分からない津波の危険性や避難場所等を早期に市民に示すため、現時点での津波避難ビルやタワーで計画を改定し、避難施設の不足等については今後の課題として整理しております。  次に、2の改定までの経過についてですが、計画改定に当たっては、住民や事業者への説明会のほか、大学教授で構成する有識者意見聴取会での意見聴取パブリックコメントを経て改定いたしました。  (1)の改定の経過ですが、御覧の表のとおり、5月から6月までの間に16地区において住民説明会を、6団体に対して事業者説明会を行いました。8月には1回目の有識者意見聴取会を開催し、9月のパブリックコメントを挟みまして、9月下旬に2回目の有識者意見聴取会を開催して11月の改定に至りました。  (2)の住民説明会における主な意見ですが、津波到達時間までに浸水想定区域外への徒歩避難が困難であるため津波避難ビル津波避難タワーを増やしてほしい、車による避難や橋を渡っての避難を認めてほしい、高齢者等の要配慮者の避難について対策を講じてほしいなどがございました。  次に、(3)の有識者意見聴取会での主な意見ですが、有識者意見聴取会のメンバーの方々については、下の四角い枠に記載のとおりでございます。意見としましては、避難困難地域の方々に避難困難地域を示すときは、その対策をセットで説明したほうがよいなどがございました。  2ページに参りまして、(4)のパブリックコメントの実施結果ですが、意見の提出者は2名で、意見の件数も2件となっております。  意見の1つとしては、第1波、最大波、津波影響開始時間について、3種類の時間があって分かりづらいので1つだけにしたほうがよいとの内容がございまして、これに対しては、重要な情報であるためそのままの記載とするが、なぜ3種類の時間を記載しているのかの説明を追記することとしております。  もう1つの意見は、三条小学校までは遠いため、西園小学校を何かしらの避難場所として設定しておく必要があるのではないかとの内容でございまして、これに対しては、西園小学校津波避難ビルの指定を進めていく、また、民間施設についても調査し、適当な施設がない場合は、必要に応じて避難タワー等の整備を検討することとしております。  次に、3の津波避難計画図の配布についてですが、計画中に示した津波避難計画図は、避難場所避難路等を示した図面を地域別に作成しており、今年度中に津波浸水想定区域内の各世帯およそ5万3000世帯に配布する予定です。なお、配布する津波避難計画図の参考として、市川地区の図面を掲載しておりますので、後ほど御覧ください。  3ページに参りまして、4の改定のポイントについて、まずは(1)の新たな津波浸水想定ですが、令和3年5月に県が公表した新たな津波浸水想定では、これまでの想定に比べて浸水域が1.4倍に拡大したほか、津波の到達時間も早くなっております。下の津波到達予想時間の表では、全ての代表地点において、第1波の到達時間が10分から15分早くなっていることが確認できると思います。  4ページに参りまして、(2)の避難対象地域についてですが、新たな津波浸水想定に伴い、避難対象地域を見直した内容を示しておりますが、朱書きが新たな対象地域として追加となった地域となります。  それでは、6ページに参りまして、(3)のL2津波における町字別の津波浸水開始予想時間についてですが、こちらは今回の改定によって新たに設定したものとなります。津波からの避難を検討するに当たっては、自宅や職場等から津波浸水想定区域の外や高台等の安全な場所までの距離や所要時間を事前に把握しておくことが重要となりますので、一人一人の具体的な避難行動の参考にしてもらうべく、市独自調査として町字単位で津波が到達する予想時間を計画中に示しました。  なお、下にある各町字別の津波浸水開始予想時間の表は、例として市川地区の一部を抜粋しておりますが、津波避難計画には全ての浸水地域の予想時間を町字単位で掲載しております。  次に、(4)の避難場所の見直しについてでございます。  まずは、①の大津波警報時に初動で開設する指定避難所について、見直し前は30か所ございましたが、白銀、西園の各小学校、白銀、鮫、上長、柏崎の各公民館は、津波浸水想定区域に含まれたことにより、また、青潮小学校地域バランスの考慮により、八戸シーガルビューホテルは閉館により、初動で開設する指定避難所から外しております。  7ページに参りまして、見直し後は朱書き部分が追加した施設となりますが、津波浸水想定区域ではない区域から三条、根城、田面木、中居林の各小学校、白銀、白銀南、三条の各中学校のほか、農業経営振興センター、八戸市公会堂、八戸ポータルミュージアム・はっち、中居林コミュニティセンターを追加し、大津波警報時に初動で開設する指定避難所は全部で33か所となりました。  次に②の津波避難ビルについて、見直し前は24施設ございましたが、小中野小、柏崎小、下長中、小中野中、県立八戸盲学校・聾学校の各学校や総合教育センターは、新たな想定において高さが足りなくなり、使用不可となりました。そこで見直し後は、朱書き部分が追加した施設となりますが、前回の計画改定時期である平成27年3月以降に整備された施設である多賀地区津波避難タワー、多賀多目的運動場、八戸市津波防災センターを追加し、全部で21施設となりました。  8ページに参りまして、(5)の津波避難計画図の見直しですが、浸水域の拡大に伴い、これまで御説明した避難目標地点や初動で開設する指定避難所津波避難ビル避難路等の見直しなどを反映いたしました。8ページに小中野地区津波避難計画図を2つ掲載しておりますが、上の図面はこれまでの津波避難計画図となり、下の図面が改定後の津波避難計画図となります。小中野地区においては、上の図面では赤線で示されている避難対象地域が下の図面では濃い青で示されておりますが、エリアが拡大しております。また、ピンク色と黄色で示している避難困難地域も大きく広がっております。  9ページに参りまして、(6)の避難困難地域についてですが、避難困難地域徒歩避難を原則として、津波到達予想時間までに避難対象地域外への避難が困難と考えられる地域をいい、津波避難施設を整備・検討するための基礎資料となります。浸水域の拡大と第1波の到達時間が早くなったことによって、避難困難地域が拡大しております。市としては、今後避難困難地域を解消するため、津波避難ビルの指定や避難タワー整備検討等津波避難施設を確保するための対策を進めて参ります。  そこで、避難困難地域の考え方ですが、参考として下長地区津波避難計画図を用いて御説明いたします。図の右上から左下にかけて、濃い青色のぎざぎざになっている線がありますが、この線の上側――北側が津波が浸水しない範囲となり、それよりも下側――馬淵川のほうは、津波が浸水する範囲となります。津波が浸水するエリアを御覧いただくと、白い部分やピンク色や黄色の部分がございます。浸水エリア内の白い部分は津波が浸水しますが、津波浸水開始予想時間の前――津波が到達する前までに浸水エリア外に避難することが可能なエリアを表しています。一方、浸水エリア内のピンク色や黄色のエリアが避難困難地域になります。  まず、ピンク色で塗られたエリアですが、こちらはベビーカーを押す人の速さ、1秒当たり0.9メートルで歩いた場合、30分では1620メートルとなりますが、津波が到達する前までに避難目標地点にたどり着けないであろうという区域になります。  黄色のエリアは歩行困難者、1秒当たり0.5メートルで歩いた場合、30分では900メートルを想定し、津波が到達する前までに避難目標地点にたどり着けないであろうという区域となります。  なお、人によって避難速度は様々であり、避難困難地域内であっても全ての居住者が避難できないというものではないことに留意する必要があります。  10ページに参りまして、(7)今後の課題でございますが、各地区における住民説明会での参加者からの御意見などを踏まえ、避難場所の確保や避難路等の整備などについて、現時点では対応しきれていない項目を津波避難計画中に今後の課題として明記しております。  内容としては、四角で囲んだ箇所に記載のとおりですが、(1)避難路の整備、(2)津波避難ビルの指定、津波避難タワー等整備検討、(3)指定避難所の拡充、広域避難の検討などですが、(4)として自動車による避難方法の検討を明記しており、歩行困難者が避難する場合や想定される津波に対して徒歩で避難が可能な距離に適切な避難場所がない場合などにおいて、地域の実情に応じた自動車での避難方法を検討することとしております。  なお、自動車避難を検討する際には、自動車避難が可能な地域、適さない地域の条件整理を行うなど、地域の実情に応じた避難方法をあらかじめ設定する必要がある、徒歩による避難者の避難行動を妨げることなく、自動車の円滑な通行が可能となる経路、幅員が確保された道路などを選定する必要がある、訓練などを実施することにより、徒歩避難者と自動車が混在した場合にも円滑かつ安全な避難が実現される体制づくり避難ルールの周知、徹底を図る必要があるなどに留意する必要があると考えております。  最後に、改定した計画の全容につきましては、現在市ホームページにおいて掲載しておりますが、今後冊子として作成いたしますので、出来上がりましたら委員の皆様にお配りしたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○久保〔百〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○久保〔百〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 三沢―羽田線4便化について ○久保〔百〕 委員長 それでは、三沢―羽田線4便化について報告願います。 ◎豊川 都市整備部次長都市政策課長 それでは三沢―羽田線4便化につきまして資料により御説明申し上げます。  タブレットでは12ページからとなりますが、13ページに参りまして、右下にページ数を記載しておりますが、資料の2ページを御覧ください。  まず、三沢空港の概要につきましては皆様御存じのとおりで、当市の中心部から車で約40分の場所に位置し、青森県南や下北地域といった北東北の主要観光地へのアクセスが便利であるとともに、むつ小川原開発地区への交通拠点となっております。  3ページを御覧ください。  現在、三沢空港では、札幌丘珠線が週3便、東京羽田線が1日4便、大阪伊丹線が1日1便運航されておりますが、東京羽田線4便のうち1便は、次に説明します羽田発着枠政策コンテストの結果により、現在トライアルという形で運航されているものです。  4ページを御覧ください。  羽田発着枠政策コンテストについて御説明いたします。  国土交通省は令和元年度、羽田発着便5枠を配分するため政策コンテストを実施し、御覧の7空港がエントリーを行い、三沢空港はJAL、青森県、三沢市の3者で共同提案を行いました。  令和2年5月に行われた有識者による政策コンテストの評価の結果、三沢空港は5位となったものの、6位の沖縄県宮古島市の下地島空港と僅差であったことから、両空港で1年間トライアル運航を行い、再評価することとなったものです。  5ページを御覧ください。  トライアル運航につきましては、上の図の当初予定では、2021年――令和3年の夏ダイヤから1年間実施される予定でございましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により旅客需要が平時の水準まで回復しないことから適正に評価することが困難な状況であるため、下の図の見直し後のとおり1年後ろ倒しされることになり、今年3月下旬から来年3月下旬までの1年間となり、今まさにトライアル運航の真っただ中で、残り3か月ほどとなっております。  なお、トライアル評価で勝った場合には、2024年度――令和6年度いっぱいまで4便で運航されます。  6ページを御覧ください。  4便化のメリットですが、まず、左側3便時のダイヤと右側のトライアルの1便を加えた4便の運航ダイヤを見比べていただくと、三沢に到着する便につきましては昼前に到着する便が増えていること、また、夕方の便は以前よりも遅い時刻に羽田を出発することができるようになるなど、移動のバリエーションが増えております。また、羽田に到着する便につきましては、午前11時台の前半に羽田到着となり、都内における午後からの商談等に非常に使い勝手のよいダイヤとなるなど、利便性が向上しております。  このように、三沢―羽田線の4便化によって利用機会の向上、滞在時間の延長、乗り継ぎ先の増加、利便性の向上といったメリットが生まれ、これは、西日本からの観光客の大幅増加、ビジネス客などの利便性向上三沢空港路線認知度向上、地域の活性化といった効果が期待されております。  7ページを御覧ください。  三沢空港を活用した地域振興を効果的に進めるため、青森県関係市町村や民間による団体をはじめ、関係者が4便化継続に向け各種取組を行っております。  まず、三沢空港振興会三沢空港周辺市町村及び日本航空などにより構成され、当市の石田副市長が副会長を務めております。三沢空港利用促進期成会商工関係者により構成され、八戸商工会議所会頭が副会長を務めております。  8ページを御覧ください。  ここからは、4便化継続に向けた取組の紹介になりますが、頭に星印のついた項目が当市の関わっている取組となります。  まず、1、プロモーション強化ですが、令和3年度、三沢空港振興会において空港のブランド向上のためにロゴを制作し、様々な場面でのPR活動に活用しております。当市の取組といたしましては、右側下の種差海岸を含む空港周辺ファムツアーが今月13日から昨日15日までのスケジュールで実施され、九州の旅行会社種差海岸、蕪嶋神社、葦毛崎展望台のほか、先日リニューアルされた八戸市魚菜小売市場JR陸奥湊駅内に開店した駅ナカ酒場八戸酒造、横丁、はっち、是川縄文館などを視察しております。また、八戸市を中心とした酒蔵やワイナリーを巡るファムツアーにつきましても現在企画中でございます。  なお、ファムツアーとは、観光地の誘致促進旅行商品造成のため、ターゲットとする国、地域の旅行事業者やインフルエンサー、メディア等に現地視察をしていただくためのツアーのことでございます。  9ページを御覧ください。  2、訪日外国人の誘致につきましては、三沢空港ホームページの多言語化等を行っておりますが、御承知のとおり、これまではコロナ禍によって思うように動けない状況が続いておりました。しかし第7波後、今年秋には台北でPR活動を行う等、これからが本番という形です。  10ページを御覧ください。  3、二次交通の充実ですが、飛行機を降りた後の移動手段である八戸市内三沢空港を結ぶ八戸・三沢空港連絡バスが飛行機の発着に合わせて運行されており、八戸市内三沢空港を55分で結ぶなど公共交通による移動も便利になっております。  なお、バスを運行する十和田観光電鉄株式会社において、来年3月からICカードサービス開始を予定しており、空港連絡バスのほか、八戸市内を運行する路線バスにもICカードが導入される予定です。導入費用につきましては、同社が国の補助事業を活用し県及び沿線自治体で協調補助することとしており、八戸市の負担分につきましては、本定例会において補正予算として提出させていただきました。  11ページを御覧ください。  4、三沢空港を核とした地域活性化につきましては、三沢空港初となる北海道や東北地方を周遊する遊覧チャーターの実施や、障がい者に優しい観光に向けたユニバーサルツーリズムの実施、2地域居住及びUIJターン希望者向け旅行パックや、リモートワークといった新たな生活様式を念頭に置いたツアー等を企画しております。  12ページを御覧ください。  5、ビジネス利用の促進ですが、三沢空港は日本で唯一、米軍、自衛隊、民間事業者が共同利用する飛行場でございますので、三沢市では米軍に対し三沢―羽田線の民間機の利用を働きかけており、基地司令官からは、増便は基地にとっても多くの利益をもたらすので協力していきたいとの発言があり、また、国土交通省航空局からも米軍との良好な関係性については高い評価を得ていると三沢市から伺っております。  右側に参りまして、八戸市の取組といたしましては、東京、名古屋で開催した八戸セミナーにおいてアクセス性のよさをPRするとともに、八戸ITテレマーケティング未来創造協議会及び八戸インテリジェントプラザの企業に対して、三沢―羽田線の利用を働きかけております。  また、市職員の出張に係る旅費につきましては、これまでは長崎以西の場合にしか航空機代の支給はできませんでしたが、10月からは大阪以西の場合に支給できるよう運用方針を改正しております。  13ページを御覧ください。  6、他の取組ですが、4便化で羽田空港での乗り継ぎが便利になったことから、主に西日本からの誘客を図るため、旅行商品の造成に力を入れております。また、是川縄文遺跡などを目的地とした北海道、北東北での周遊観光の推進、青い森鉄道との連携も実施しております。  取組紹介の最後になりますが、当市では、八戸駅、本八戸駅等に路線バスの経路等を掲載した大型ツールラックを設置しており、特に本八戸駅前空港連絡バスの停留所もあることから、ツールラックに4便化のPR用のチラシを置くことで利用促進を図るとともに、八戸公共交通ポータルサイトにおいて、三沢空港振興会が制作したPR動画も公開しております。本日は、お手元に4便化のチラシと時刻表を配付しておりますので、後ほど御覧ください。  14ページを御覧ください。  三沢―羽田線の年度別の利用状況になります。  青い棒グラフ乗降客数、赤の折れ線は利用率の実績値、黄色の棒グラフは令和元年度実施の政策コンテストにおいて目標に掲げた乗降客数となっておりますが、これを見ますと、やはり令和2年度からのコロナ禍の影響が非常に大きかったことがお分かりいただけると思います。しかしながら、今年度――令和4年度を御覧いただきますと、こちらは上半期6か月分の実績となりますが、乗降客数は約12万1000人で、コロナ禍前の令和元年度が1年間で約23万6000人であったことを考えますと、コロナ禍前の水準まで乗降客数が回復してきていることがお分かりいただけると思います。
     このように、三沢―羽田線の乗降客数が回復傾向にあるのは、新型コロナの第7波感染拡大や、現在の第8波ともいわれる感染拡大傾向の影響を受けつつも、移動需要の拡大や、空港や飛行機での感染防止対策の徹底などによる安心安全な移動、さらに、4便化による効果が大きいのではないかと考えております。  15ページを御覧ください。  最後になりますが、残り3か月となったトライアル運航期間ですが、去る12月3日、国土交通省は、再評価方法の検討のために有識者懇談会を開催しております。この懇談会の内容を踏まえ三沢空港及び下地島空港の取組が再評価されるものと思われますが、これまでも評価方法評価基準は地域に示されておらず、今後も示されるか現時点では不透明な状況でございます。本日、地元新聞紙にも県の広報として三沢―羽田線4便の記事が掲載されましたが、我々地域といたしましては、引き続き地域振興のために関係者が一丸となり、三沢―羽田線の4便化継続に向けて最大限の取組、努力をしていく必要がございますので、委員の皆様におかれましても、三沢―羽田便の利用など、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○久保〔百〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○久保〔百〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ○久保〔百〕 委員長 これにて港湾・都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  お疲れさまでした。    午前10時25分 閉会...